代々木高等学校 北京都キャンパス
平成30年4月に新しく開設された代々木高校北京都キャンパスでは、週1回からの舞鶴への通学で高校卒業を目指します。
「そもそも私たちはなぜ学校に行くのでしょうか。みんなと同じように同じことをできるようになって、社会に必要とされる大人になるためでしょうか。常識的にはその考えは正しいかもしれません。でももし、その「常識」がみなさんを苦しめているとしたらどうでしょう。私たちはその「常識」を疑うことから学校づくりを始めました。学校があって、生徒のみなさんがいるのではありません。みなさんの学びたい気持ちがあって、そこが学ぶ場所=学校となるのです。一人ひとりの姿かたちが違うように学び方や育ち方も人それぞれなのです。そしてそのことは一人ぼっち、バラバラということではなく、お互いの違いを認め合うことで、多様な社会の中で自分らしい個性をそれぞれが輝かせながら、時に寄り添い助け合う、そんな社会を築く原動力になるのではないでしょうか。」
代々木高校はこのような想いから1993年に設立されたオルタナティブスクールがはじまりです。
北京都キャンパスでは、一人ひとりの状態や問題を否定せず、あるがままを受け入れ、ともに寄り添いながらよりよく生きていく方法を一緒に考えます。
学習面では、単位取得に必要なレポートなどの課題は個別形式で学習していくので、通信制にありがちな「わからないから進めない」こともありません。
また、単に高校卒業を目指すのではなく、北京都キャンパス独自の調理実習やスポーツレクリエーション、遠足、その他の体験活動を通じて、学力だけではない自由でしなやかで優しい「本当の力」を身につけてほしいと考えています。さらに、併設している北京都若者サポートステーション(厚生労働省事業)による、在学中の就職支援や各種セミナーも無料で受けることができます。
新入学は4月と10月、転校(転入学)はいつでもできます。単位制なので留年がなく、自分のペースで学べます。基本的に週1回の通学ですが、学習室や居場所は毎日9時から21時半まで自由に利用できます。また学費(通信標準履修分)は国の就学支援金制度が利用できます。
Q&A
転入生=現に他の高校に通っていて(休学含む)代々木高校に転校する場合
編入生=他の高校に通っていたけど、中退している場合
学費例

高等学校就学支援金とは、全ての意志ある高校生が安心して勉学に打ち込める社会をつくるため、授業料に充てる高等学校就学支援金を生徒に支給し、家庭の教育費負担を国が支援する制度です。
貸与型の奨学金ではありませんので、返済は不要です。
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