失敗が7割のスポーツ

query_builder 2022/07/15
北京都若者サポートステーション
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こんにちは!北京都若者サポートステーションの柴田です。


暑い日が続いていますが、みなさん体調を崩されていませんか?

こまめに水分補給をして、暑過ぎる夏を乗り切りましょう!



さて、今回はうちの中学3年の息子の話です。

小学4年から始めた野球は、かれこれ6年目になります。

結果が思わしくない事も多いのですが、子ども達の一生懸命な姿を見るのが大好きで、暑い日も寒い日もいつも楽しみに応援に行っています。


なかなか打てず、点数に繋がらないチームの話をしていた時の事。

どこで聞いたのか?

息子が「野球は7割が失敗のスポーツやからなぁ。難しいし、上手いこと行かんから面白いんや!」と言ったんです。


失敗が7割⁈ほとんど失敗やん(笑)誰が言った言葉だろう?気になって調べてみました。


すると、これは松井秀喜選手の言葉で、「野球は失敗のスポーツだ!バッターは3割打てば一流と言われる。成功3割、失敗7割のスポーツだと考えられれば、気持ちがずっと楽になる。」と松井選手は考えて、自分自身の感情のコントロールをしていたとの事でした。


私たちは日頃から成功することや結果を出すことを追い求めたり、求められたりする生活を送っているため、失敗に対して過剰なまでの不安を抱いてしまいます。

だけど、失敗はつきものだし、他人や物事の結果など、世の中にはコントロールできないものばかりです。


大切なのは、失敗を過剰に恐れずに、自分を信じてとにかくやってみること。プロ野球選手でも7割は失敗していると思えば、気が楽になるなぁと思いました。


空振り三振しても、「ナイススイング!」 飛んできた打球に飛びついて取れなかった時も、「ナイスファイト!切り替えろ!」 ストライクが入らなくても「ナイスボール!良い球や!球走っとる〜!」 と、失敗しても周りが声をかけてくれます。

失敗したくてしたわけじゃない。


その時のベストを尽くせば、すべて良し。

日常生活でも必要な気持ちの切り替えを、スポーツの中で身につけているんだと思うと、失敗を恐れずにマウンドに立ち、「上手くいかんから面白い」と言える息子が誇らしく思えました。


中学野球の集大成とも言える、最後の試合の総体がもうすぐ始まります。結果はどうでも良い。

とにかく最後まで諦めないでベストを尽くし、仲間たちと楽しんで試合が出来たら…。と母は願っています。